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DO PATS

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Diary of Pachinko & Alcohol & Tennis & Surf

Mr.X Ⅳ

「第四話」

<右片玉ちゃん>

「チンポーン」

「どうぞ~ 上がって下さい」
まさしくこの声はズルムケ男爵。
兄弟は家の中にはいった。
男爵の部屋は知っている。
玄関を真っ直ぐ行き、リビングその左があいつの部屋だ。
「おう おう おう 男爵さんよ~ いつもの部屋なんだろ~」
と肩に風を切って家の中を歩く、強気なダンがいる。
コンは、高飛車のような振る舞いなダンの背中をにらみ 後から続いた。
 甲高い声が部屋に響く「あら~ 今日は遠いところ、ご苦労様です」
あのズルムケ男爵だ!! したて にでている。
奴は白いガウンに右手にブランデー、左手にはシャムネコを抱き、真っ白い
ソファーでまったりしていた。
ダンは怒りで震えながら言い放った。
「お前のお陰で おいらのキャンタマは寂しそうに一個だよ。
今日はな~~ おいらの左片玉と、お前のロケットを拝借しにきたからよ~
覚悟しとけや~ このやろ~」
入院中とは別人なダン、強気だ。
ダンは、ここへ向かう道中にもずっと思っていた。
「今回、奴の狙いはオイラではね~のさ。オイラはやられね~よ
コンには悪いけどね~~~↑」
本来のダンはこういう人間なのだ。
左片玉を失い、へこんでいたダンの完全復活だ・
「まあまあ お兄さんそんなに興奮しては玉に毒ですよ。
せっかく 遠くまで来られたのですから、一緒にブランデーでも飲みましょうよ。
そういえばお兄さん 少し見ないうちに凛々しくなられて、男をあげたようですね。
フ~~ かっこい~~」と男爵。

ダンはびっくりしていた。
「お お オイラが かっこい~~って!?」
男爵はとどめを刺すように「そうですよ」「あなた高橋英樹の遠山の金さんよ
りはるかに、かっこいいですよ~~ フ~~」

「兄さん罠だよ! だまされちゃダメだ! 兄さんが金さんよりかっこいいなんて、現実離れしてるよ。
だいいち、兄さんは完全なるロバ顔じゃないか~」

ダンは少しうつむいた後、顔を異常に上げてコンに怒鳴った。
「誰がロバ顔じゃ~~~ 俺はな~高橋英樹よりかっこいいんじゃ~
男爵様もそう言ってるじゃないか~!!
お前なんか右片玉とられてしまえばいいんじゃ~コラ!」

「兄さん・・・」 絶望したコン。

「まあまあ 兄弟喧嘩はイヌも食わな なんとかって言うじゃないですか
さあ お兄さん いや金さんこちらにきて ブランデー ほらどうぞ」

「いや~すいません 男爵様 コンも悪い奴ではないんですけど、なんせすぐカーとなる性格でごめんなさいね~」
と言いながら男爵の座るソファーに腰をおろした。

お前だろ!って思うコンはこれからの一部始終をただ見るだけしかできなかった。
 「トクトクトク」 とダンのグラスにブランデーが注がれた。
「それでは、兄さん いや金さんの右片玉に乾杯~」
「カチン」 では、いたがきます~。
ダンはブランデーを飲み干した。
「男爵様 おいらの右片玉ちゃんに乾杯なんて 気を使っていただき
かたじけない の一言です。」
その時!!
「フッフッフッフ」
「お前の右片玉をロックオン」
不適な笑いをしているズルムケ男爵。
ダンの右片玉を鷲づかみ 「ぎゃあーーーーーーー」
ダンは 残りの寂しそうにしていた右片玉ちゃんも男爵の
ほめ殺し作戦の手中に収まった。

「なにするんだよ~ 男爵様 やぶからぼうにーー。
やめてよ~~」苦笑いのダン。
いい加減 気づけ ダンよ~~!

コンは叫んだ!
「兄さん また同じやられかた されたよ~ 兄さんは金さんなんかじゃないんだよ~」

「はっ」 っと前回の事を思い出した ダン。
やられた~と ダンは倒れ込んだ。


                          続く
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by takaflyday | 2007-10-19 13:18 | Other